人間は後悔するようにできているらしい。じゃぁどうしましょうね?(笑)
今日はちょっちまじめなお話をしようと思う、酔っ払いおっさん(37歳独身)です。
あ、便器が暖かいわ♪
にんにく臭と便所の、ほのかな匂いに包まれるおっさんですが、
何を血迷ったか、こんなおっさんに相談をする人がいます。
バイク旅行の相談、仕事の相談、異性相談(なぜおっさんに聞く?)(血の涙)
内容は色々ですが、「ただ、聞いて欲しい」というものを除いて選択に迫られている人へ
よく使う言葉として「どんな選択をしても後悔はすると思うよ」と伝えてます。
これはおっさんの経験からです。
今までの人生で、好き勝手生きてきたおっさんですが、それでも後悔はしています。
バイクで世界一周でもそうです。後悔があります。けど、バイクで世界一周をしなかったら
それはそれで、「なぜ自分は行かなかったのだろうか・・・」と、後悔をしていたと考えます。
その為、相談の際にはよくこんな言い方をさせて頂いてます。
「何を選んでも結局後悔があるのならば、どっちの後悔を選ぶか?やった後悔なのか?
やらなかった後悔なのか?誰かに選んでもらった後悔なのか?自分で選んだ後悔なのか?
気持ちを押し込めた後悔なのか?気持ちを表に出した後悔なのか?納得できる好きな
後悔を選択すればいいと思います。」
自分で言っていてなんですが、前向きなのか後ろ向きなのかわからない答えです(笑)
心理学に「プロスペクト理論」という考えがあります。
簡単に表すと「人間は得る喜びと失う悲しみが同一であっても、失う事のほうを強く感じる生き物」って事です。
例えば「あなたは午前中にパチンコに行って3万円勝ちました。ところが午後にその3万円をなくしてしまいます」
この時、プラスマイナスはゼロですが何故か後悔が強く感じられると思います。
プロスペクト理論で言うならこれは自然な事らしいです。プロスペクト理論のグラフを見ていただけると
わかると思いますが、喜びと悲しみの感じ方が同一ではないのです。プロスペクト理論の詳細は
割合するとして、簡単に言うとこの事から「人間は後悔するように出来ている」と考えられます。
だから、おっさんは「後悔の選択」という素敵なものを他人から奪うことは望みません。
どうか素敵な後悔を選び取ってください。
さて、余談ですがこの「プロスペクト理論」、読み解いていくととても面白いものなんですよ。
「私は後悔なんてありません」っと意見があるかもしれませんが、このグラフを読み解くことで
それはそれで、問題がある事に気付かされると思います。そのお話はまたいつか___