一文字違うだけで、まったく異なる意味になる。
誤字脱字の多いことで定評のあるおっさんのブログへようこそ。
赤点先生になったつもりで誤字脱字を修正しながら読むことでもっと楽しめるね☆(ハート)
高校時代の恩師が適切なコトバや文字がどれほど重要であるか説明した、ある話があります。
公園で子どもの遺体が発見されました。近所に住むA君です。
当時、A君は叔父さんと公園に遊びに行っていました。
同日に公園の近所に住む人が叫び声を聞きました。
その叫び声は「叔父さんに殺される!」と叫ぶ子どもの声です。
叔父さんはA君を殺害した容疑者となりました。
叔父さんは無罪を主張しています。
警察:近所の人が同日”叔父さんに殺される!”と叫ぶ子どもの声を聞いています。叔父が犯人です。
警察の判断は近所の人が聞いた声でした。
弁護士:その声を聞いた近所の人を呼びましょう。
弁護士は近所の人を法廷に参考人として呼びます。
弁護士:当日あなたは公園の近くで”叔父さんに殺される!”と子どもの声を聞いたそうですが間違いありませんか?
近所の人:はい、間違いありません。
弁護士;本当に間違いありませんか?「に」は聞こえましたか?
近所の人:「に」?
弁護士は「叔父さんに殺される!」と聞こえたのか、それとも「叔父さん 殺される!」だったのかで意味が大きく変わることを裁判長に説明します。
「叔父さんに殺される!」なら叔父さんに殺される子どもが助けを呼ぶ声になるでしょう。
しかし、「叔父さん 殺される!」なら誰かに殺されそうになり、一緒に遊びに来ている叔父さんに助けを求めているとは考えられないでしょうか?
この裁判は無罪になったそうです。
こんちには みさなん わかしまりたか? こばとの ちらかは すごでいすね。
ぶうんしょは ただくしかこくとが たいつせすですね。
また、たしだく つえとるたこが たいつせすでね。
ひことと ひことと まちがないよえうに つえしょまたう。
え? こんうぶしょのが よめますてか?
伝える側も確実に伝える必要もあると思いますが、思いのほか人の感覚とはいい加減なものらしく、
受ける側の人も発信されるものを正しく読み解く力が必要なんだとおっさんは思うわけですよ。
正確なモノを伝え受ける為にはね!!
ただ、こうとも取れます。
そもそも、正しいものなんてものはなくて全ていい加減な代物に溢れているのが標準なのかもしれません。
ある人が、「人のつくりだした社会と環境に住むということは、脳味噌の中に住むのと変わらない」なんて言っていましたが、
そんなものにアレコレ注文をつけるのは人の身に余る代物かもしれません。